大阪大学は、1838(天保9)年に緒方洪庵によって創設された適塾が源流です。これは、適塾が68(明治元)年に閉鎖されたものの、翌年に設立された浪華仮病院および仮医学校に教師・塾生が移籍し、浪華仮病院および仮医学校が改組・改称を経て現在の大阪大学医学部となっているためです。1931(昭和6)年に大阪帝国大学となり、47(昭和22)年には大阪大学と改称し、49(昭和24)年には旧制大阪高等学校・旧制浪速高等学校・大阪薬学専門学校などを統合して、文学部・法経学部・理学部・医学部・工学部を設置し、新制大阪大学となりました。現在は、11学部・大学院があります。
大阪大学薬学部は、新制大阪大学となってから6年後の55(昭和30)年に設置されました。その目指すところは、健康科学の発展に大きく貢献できる薬学研究者の育成を主眼とした教育です。大阪大学薬学部の新卒・既卒者の123名は、第94回薬剤師国家試験に臨み、74名が合格しました。その合格率は60.16%でした。この試験には全国の薬学部系61校の国公立・私立大学の新卒・既卒者が受験しましたが、この大阪大学薬学部の合格率は57位というランキングです。
かつては大阪大学は、創設の地である大阪・中之島を本拠地としていましたが、現在は千里丘陵に2つのキャンパスを整備し、大阪外国語大学との統合に伴い箕面キャンパスが2007(平成19)年に整備されました。具体的には、。本部のある吹田キャンパスには薬学部を含め5学部があり、豊中キャンパスには、文学部や経済学部など5学部があります。箕面キャンパスには、外国語学部があります。
