名古屋市立大学は、1884(明治17)年に設置された名古屋薬学校が前身です。1950(昭和25)年に旧制の名古屋女子医科大学と新制の名古屋薬科大学を統合して設立され、医学部と薬学部の2学部を設置しました。現在は、医学部・薬学部・経済学部・人文社会学部・芸術工学部・看護学部の6学部と大学院があります。医学部・薬学部・看護学部の3学部のある公立大学は名古屋市立大学だけです。また、名古屋市立の出身の学生は少なく、愛知県内や他地域の出身者の学生が多いことも特長のひとつです。そして、国内の大学やアメリカやイギリスなど海外12か国の大学と協定を締結しています。
さて、名古屋市立大学はその源流が名古屋薬学校につき、薬学部は130年弱の伝統を有し、地域における薬学研究の中心的な存在として発展してきました。医薬品や医療科学を総合的に学び、薬剤師をはじめ、医療に関わる種々の分野に貢献できる人材を育成することを目指しています。ところで、第94回薬剤師国家試験に名古屋市立大学薬学部は、新卒・既卒の出身者134名が受験し、85名が合格しました。その合格率は63.43%で、この試験を受けた全国の61校の国公立・私立大学のうちで55位という結果でした。
名古屋市立大学のキャンパスは、名古屋市内に本部があり医学部・看護学部のある川澄キャンパス、薬学部がある田辺通キャンパス、経済学部・人文社会学部のある山の畑キャンパス、芸術工学部があり名古屋市立短期大学の跡地の北千種キャンパスの4つあります。
