薬学部が6年制になると時間がたっぷりとれて余裕があって、いい大学生活を送れると思っている(誤解している)人はいますが、薬学部とはそんなものではないです。
なぜなら、これまで大学薬学部を卒業をして、薬剤師国家試験を合格すればよかったけれど、6年制になってから、共用試験(CBTとOSCE)があり、それを受からなければなりません。
そのうえ、実務実習が半年もやらなければなりません。そのうえ、最後の大事な薬剤師国家試験が、これまでより難しくなったのです。
これが、見た目でわかる、4年制より6年制が難しいことですが、さらにこれまでより学ぶことがはるかに多くなっています。これまでより時間は1.5倍ですが、学ぶ内容は2倍という感じです。
例えば、これまで漢方は単純な生薬の話しか習いませんで、漢方の基本の実証・虚証の見極めとか五行説とはと言う具体的な話はまったく勉強しませんでした。それが、かなりしっかり学ぶようになりました。
あるいは、医療の現場では、在宅医療で薬の処方箋が回ってきます。その時にどう患者さんと接するかと言う薬剤師としての関わり方なども勉強しなければならなりません。
そのためか、カリキュラムが難しくなって、追試を受けたり、単位を落とすのはもちろんずいぶんいました。それだけでなく、留年したり、退学したり人も多いです。ある大学では、1年から2年になれないのが、20%近くにもなったそうです。
ですから、6年制になっても時間の余裕はそんなにありません。
それでも、アルバイトはできないことはありません。本人の自覚と時間の使い方では、自分の小遣い程度は充分可能でしょう。ただ、金持ちの子供が多いのか、実際にアルバイトしている人は少ないようです。